登山が趣味ならエベレストでしょ

登山が趣味ならエベレストにも登ってみたいですよね。トレッキング開始からの詳細を写真と文章で紹介します。エベレストの写真が見たいだけの方も、エベレスト登山を考えている方も、是非ご覧ください。なお、山の名前等に誤りがある恐れがありますので、正確な情報はガイドブック等をご覧ください。

登山が趣味ならエベレストでしょ

頻尿体験で優しさを知る

この日の夜は人生初の「頻尿体験」だった。
山の夜は寒い。例え夜中に目覚めたとしても、我慢していたいものである。しかし、高山病対策の話を聞いていたので、我慢することなく懐中電灯を片手にトイレに向かうことにした。

夜中に何度か足音を聞いたが、皆も同様にトイレへ向かっているようだ。ここの主人が僕を一番奥の部屋にしてくれたのも、できるだけ物音の響かない静かな部屋へという配慮だったのだろう。自然な優しさに感謝。

<いよいよ二日目へ。>

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高山病のピンチ

夕食時、偶然出会ったトレッカーが日本人だった。自分と同年代の女性とそのお父さん。後々考えると、僕がこの登山で一番幸運だったことは、この時この二人に出会えたことだろう。

下山途中だった彼らから色々と教えてもらえた。まずは高山病対策。次にプランニング。それからおすすめのルートや景色。

僕はここまで、カトマンズで1泊、ここモンジュで1泊してきたが、高度順応のためには1泊少なかったらしい。カトマンズでも標高1400mあるため、「カトマンズで2泊モンジュで1泊」か「カトマンズで1泊パクディンで1泊モンジュで1泊」が理想だったらしい。

後から考えれば、ここで得た知識が非常に役になった。とはいえ、今日までの行動で高山病に耐えられるのだろうか…。

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「おんぶ」でも「だっこ」でもなく頭で…

シャワーの後、離れにある談話室のような場所で読書やら日記を書いていたら、そこの奥さんが入ってきた。

頭から籠をぶら下げたまま実に器用に掃除などをしている。籠の中身が気になったので見せてもらった。赤ちゃんだ。国によって「おんぶ」か「だっこ」かの違いがあるのは知っていたが、頭とは…。

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ネパールの山奥であしたのジョー体験

一日目はモンジョ(Monjo)に泊まることにした。ここモンジョはサガルマータ国立公園の手前の村で、次の目的地ナムチェまでもそう遠くない。中継地点としてはいいロケーションだ。高度は2835mでルクラ(2840m)とほぼ同じ。

ここモンジュで適当に小奇麗そうな宿を見つけ中に入ると、日本語が話せる主人がいた。建物は2階建てで庭も手作りだけど全体的に綺麗にできている。入り口には手洗いがあり、トイレは建物内にある。なかなかの所だ。

2階の部屋に案内された後は、早速シャワーでさっぱりすることにした。この辺りのシャワーは「沸かしたお湯をシャワールームの上に設置し、そのお湯がなくなったら終わり」という簡単な作りだ。この作りに見覚えがある。あしたのジョーに出てくるジムのシャワーと同じだ。まさか21世紀にこれを体験するとは…。

突然だがシャワーのポイント
 1.水量に限りがあるので、体が温まるのを待たずに洗い出すこと。
 2.シャワールームは例外なく寒い。素早く動いて自己発熱すること。
 3.環境を考え、洗剤は石鹸などの天然素材を選ぶこと。
 4.突然お湯が切れるので、すすぎを中心とした水配分に心がけること。
   (くれぐれもアワアワ状態でお湯を使い切らないように!)
 5.自然乾燥は無理なので、ストーブの火が点いているのを確認してから、シャワーを注文すること

山地ではシャワーも有料だが、その値段は宿泊料金や食事代に匹敵する。要するに、シャワーはできるだけ我慢すること、浴びるなら素早く洗うことである。明日からは控えることにしよう。

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シェルパと薪とデジカメと

休んでいると子供が寄ってくる。やっぱり子供達は好奇心旺盛だ。この時、後ろにいたお姉ちゃんは遠巻きに様子を見ていたが、デジカメの写真を見せると、駆け寄ってきた。もしかしたら彼らにはデジカメが魔法のように見えたのかもしれない。

後ろに薪が見えるように、この辺りの人は薪を燃料に生活している。この世界で広く利用されてきた薪であるが、地球温暖化に繋がると言って、使用が警告されているらしい。ネパールでは代替燃料であるバイオガスへシフトされているそうだが、こんな山奥では無理な話であろう。もっともアメリカ等が先に取り組むべき問題である。

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「大自然」と「吊り橋」と「牛○」

ルクラからナムチェまでの大部分がDudh Koshi川沿いなので、このような吊り橋を渡ることも何度かある。

高所恐怖症の人には大変なんだろな〜。僕は「風が気持ちいい〜」「景色が良い〜」「川音が心地良い〜」と楽しめるのに。ただ景色を楽しみつつも足元の牛糞に注意しなければならないのは興醒めである。

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巨大なマニ石

道中では、このような巨大なマニ石に出会うこともある。意味はさっぱり分からないが、仏教の経典が書かれているらしい。


ここで重要なのが、必ず時計回り(左側)に通らなければならないこと。私は仏教徒ではないが、地元の文化や信仰を尊重するのは、訪問者として最低限のマナーだと思っている。残念ながら、そうでないトレッカーもいた。

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え!ネパールに須賀健太?

ルクラを出発してから2時間経った午後の1時半。家が集まり道も綺麗なGHATに着いた。

食事をしようとレストランを選んでいたところ、二人の子供が遊んでいる賑やかそうな一軒を見つけたので、そこに入った。

写真で見ると帽子の子は須賀健太に激似。ちなみに手前は女の子である。(変な表情のときに撮ってごめんね)
自分で言うのもなんだが、僕は子供に好かれやすい。近くに寄ってきたのでネパール語の練習をさせてもらった。