登山が趣味ならエベレストでしょ

登山が趣味ならエベレストにも登ってみたいですよね。トレッキング開始からの詳細を写真と文章で紹介します。エベレストの写真が見たいだけの方も、エベレスト登山を考えている方も、是非ご覧ください。なお、山の名前等に誤りがある恐れがありますので、正確な情報はガイドブック等をご覧ください。

登山が趣味ならエベレストでしょ

ロッジでの過ごし方

ロッジでの過ごし方は人それぞれだが、いくつかのポイントがある。

「ストーブの前は家長の場所」
 シェルパの文化を尊重して、最初は隅っこにいるように。たぶん誘ってくれる。

「飲み物は1リットルで注文する」
 1リットルならポットでくれるので、部屋に持って帰ったり、翌日の水筒に入れ替えたりできる。

「おいしいメニューは登山客に聞く」
 ロッジの料理は家庭料理なので、メニューはどこも同じだが、味に大きな差がある。

「本を読む」
 暇つぶしの定番で、賢そうに見えるメリットもある。かさばらない本を選ぶように。
 お勧めは勉強の本。これなら一冊で2週間でもOK。することがないので、意外とはかどる。

「日記を書く・絵葉書を書く」
 ポケットサイズのノートを「日記用」「メモ用」「勉強用」で兼ねるのもいい。

「翌日の計画を綿密に立てる」
 ポイントは次の宿泊地と出発時間。宿泊地は高低差500m以内の場所に設定。
 難所の手前の村で昼食を取れるように出発時間を計画するといい。本当に食事で足取りが変わる。

「妄想する」
 得意な方に限る。ただし、自分の部屋でするように。

「到着後すぐには寝ない」
 高山病対策でも書いたが、到着後すぐには寝ないように。規則正しい生活が一番。
 

因みに、洗濯物の乾き具合を確認したところ、見事なほどのべたべただった。空気中の水分さえも雲になってしまう高度だから、当然と言えば当然だが…。暖房の効いた「食堂」兼「居間」兼「談話室」で干すことにした。

<3日目はこちら

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山で洗濯

散歩と買い物を終え、宿に帰る。ここでは2泊する予定なので、洗濯をすることにした。(洗濯機しか使ったことがない方は参考にしてください)

 まず、洗濯用にバケツと石鹸を借りる。
 次に精神を集中して、一気に洗う。水の冷たさは、気のせいと考える。
 十分に水を切る。人気(ひとけ)のない場所で振り回すと良い。
 物干しを借りて干す。最悪盗まれても良いように、全部は洗わない。

これが私の方法である。

洗濯が意外と大丈夫だったので、ついでに頭も洗ってしまった。これが大失敗であることは直ぐに分かった。

 まず、山では非常に乾きにくいこと。
 次に、体が冷えると高山病になりやすくなること。

十分に拭いたが、頭痛を感じ始めた。高山病のピンチ!
ここではシャワー代が高いとは言え、体や頭の水洗いはしないように。悟りは開かれません。

※山では汚水処理がされないので、化学洗剤を使ってはいけません。日本の山も同じです。覚えておいてください。

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ベストスマイル

「めちゃかわいい」
買い物と散歩を終えて、ロッジに戻る途中で会った子供達だ。この時も子供達が寄ってきたので、話しかけたのだが、思わず写真も撮ってしまった。

もしかしたらこの笑顔は、エベレストでのベストスマイルかも知れない。お母さんが後ろで様子を見ているのは、前日のこの写真と変わりない。ナイキの帽子はもちろん偽物である。

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ナムチェで買い物2

海外の買い物では会話を楽しむことが重要だが、ここでも同様であった。

良さそうな水筒と水筒入れに目をつけたのだが、直ぐには買わず会話を楽しんでいた。お互いに急ぐ必要はない。結果、チャーをご馳走してくれたし、かなりの割引もしてくれたので、大満足だ。カトマンズで買った物よりも良い物が、安く購入できた。

貧乏トレッカーの僕には、これは楽しみでもある。

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ナムチェで買い物1

高山病対策でナムチェの村を散策しているのだが、他にも目的がある。買い物だ。

取り敢えず、水筒と水筒入れと絵葉書を買おうと思っている。

水筒はカトマンズで買ったものがあるのだが、ここからは民家も減ってくることを考えると、最低2本は必要だ。

水筒入れも、腰に付けているトレッカーを見て、必要と感じた。高山病対策には水を多く飲むことが重要だが、喉が渇いてなくても飲む習慣をつけるのは、なかなか難しい。荷物を降ろすことなく手軽に飲める状態にしておくのは、高山病対策にもつながる。

絵葉書は両親のために必要だった。実家には9ヶ月くらい帰っていないし、下山後もしばらく帰る予定はない。要するに生存報告である。

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都会の絵の具に染まらないで

ナムチェがこの辺りで最大の村だといっても、中心地から1分も歩けば、このような静かな感じになる。

「木綿のハンカチーフ」ではないが、彼らも村も、都会の絵の具に染まらないで欲しい。

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ナムチェでロングホーントレインを食らったら…

ナムチェの中心地は、カトマンズの町の一画を切り取ったような外国人街になっている。トレッキング用品店はもちろん、レストランや喫茶店、本屋、土産物屋まである。英語の看板も多い。そして何より大きな違いは、電気や音楽に溢れていることだ。他のヒマラヤの村では考えられない。

そもそもナムチェは、古くからチベットとカトマンズやインドとの交易の地であったため、今も土曜日の午前に開かれるハート(定期市)に多くの人が集まってくる。

12月中旬ということもありトレッカーは少ないが、牛はいる。改めて言うのも何だが、角がすごい。万が一追突されたらどうなるんだろうか。確かロングホーントレインは1000万パワーだったような…。
 ※ ロングホーントレインとは「きん肉マン」にでてくるバッファローマンの技

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ヒマラヤでは人間も蟻と同じ

「ぷ〜。」
宿に着いた時の気持ちを文字で表すならこうだろう。高度順応が十分でなかったため、距離の割りに時間がかかったし、辛かった。

ただ、ここで休んではいけないので、荷物を置いてから、ナムチェをぶらぶらすることにした。

荷物を降ろし、体も気持ちも軽くなったところで、村を上から眺めてみた。

山が綺麗なのは当然と言えば当然だが、家も綺麗だ。ベルベロベッロの家だろうが、白川村の家だろうが、色や工法などが統一されてこそ発揮される美しさがある。(黄色い屋根の建物は、寺院だったと思う。)

山道も凄いな。このヒマラヤのスケールの中では、人間も壁にへばり付く蟻に同じ。