登山が趣味ならエベレストでしょ

登山が趣味ならエベレストにも登ってみたいですよね。トレッキング開始からの詳細を写真と文章で紹介します。エベレストの写真が見たいだけの方も、エベレスト登山を考えている方も、是非ご覧ください。なお、山の名前等に誤りがある恐れがありますので、正確な情報はガイドブック等をご覧ください。

登山が趣味ならエベレストでしょ

振り返るとホテルエベレストビュー

歩んできた道を振り返る。

随分遠くへ来たもんだ。幾重にも重なる山の裾野と、奥へいくほど徐々に白ずむその色だけが、ここまでの距離を物語る。道中、何度となく渡った川も、その曲がりくねった地形のために、ここからでは見られない。

右下に小さく見える建物は、ナムチェの村の一部だろうか。左には、この辺りの建築物としては異様なホテルがそびえている。あれがホテルエベレストビューだ。

立派なのだが、シェルパと同じような家に泊まり、同じような食べ物を食べることを、私はオススメしたい。

<これからクムジュンへ。続きはこちら

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クムジュン(Khumjung)の村

高度順応を早めるために、シャンボシェの丘の頂上で、しばらく留まることにした。(高度順応についてはこちらをご覧下さい)
この丘を挟んだナムチェとの反対側には、クムジュン(Khumjung)とクンデ(Khunde)がある。クンデには診療所があり、クムジュンには学校がある。

ここがこれから行く予定のクムジュンの村だ。クンデはこの写真の左側にある。

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佐伯富男とクムジュン

何とシャンボチェの丘には、佐伯富男さんの石碑があった。それもエベレストやクムジュンの村が見渡せる最高の場所に。

ところで佐伯富男って何者?
 ・北海道大学農学部出身、後輩にプロスキーヤー三浦雄一郎氏
 ・南極の第1次越冬隊(1957〜1958)に参加
 ・立山芦峅小学校とクムジュンの学校と姉妹校提携のために尽力
 ・1990年61歳で逝去
シェルパには日本語が話せる方や親日家の方も多いが、先人の努力と誠意の賜物だと思う。

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タボチェ山(Taboche Peak)

タボチェ山(6367m)をズームで見てみる。

ある所から、突如岩から雪に変わっていて、一部には雪のカーテンができあがっている。さらによく見ると、爪痕のようなヒビが横についてる。う〜ん、雄雄しい。

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山頂付近ではホワイトアウト?


よく見ると、エベレストの東側(右側)がモヤモヤしている。これって雪が風に舞っているってこと?
これだけ離れていても空が白ずんで見えるということは、その場にいたらホワイトアウト(猛吹雪のために視界が極度に低下すること)かも?風も強そうだし、さすがエベレストといったところか。

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サガルマータ国立公園(Sagarmatha National Park)

シャンボチェの丘を登りきり、サガルマータ国立公園(Sagarmatha National Park)の全貌を眺める。

「エベレストだ! でも、どれ?」
ガイドがいない辛さがこれだ。そこで地図で確認してみる。


たぶんこうだ。少なくとも、私はそう思い込んでいる。
遠くの山が小さく見えるのは当然だが、ここからでは「エ」「ベ」「レ」「ス」「ト」という迫力に欠ける。どちらかというとアマダブラムの女性的な優雅さの方が美しい。

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プチ遭難

「やばい、間違えた」
ナムチェからの道はいつの間にか民家へつながっていた。

本来ならこの時点で引き返すべきだが、ナムチェの方向と、自分が来た道を覚えていたので、「何とかなるだろう」という軽い気持ちでシャンボチェの方角にある高い丘へ行ってみた。これがプチ遭難の原因である。

ブッシュを掻き分け、体をこじ入れ、自然と格闘すること数十分。雨水の通った跡を「道?」と勘違いしながらも、ようやく丘を登り切ると、そこはシャンボチェ空港の滑走路らしき平地だった。そしてようやく、道と階段を発見できた。

「プチ遭難から脱出」
こう書くと大袈裟に聞こえるが、村から離れた地であったら「プチ」では済まなかったかもしれない。(皆さんは無茶しないように)

そして到着したのがシャンボチェの丘の西側にあるチョルテン(仏塔)。
正面に見えるのがタボチェ(6367m)で、右にうっすら見えている白い山がエベレスト(8850m)だと思う。シャンボチェの丘の頂上は、この写真の右の方にある。

写真というのは、単に景色を切り取るだけのものではなく、見る人によっては、そこまでの過程や感情までをも呼び起こすものである。私にとって、この写真は、プチ遭難を思い出させる戒めでもある。

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シャンボチェ周辺の地図

薬も買い終え、シャンボチェの丘に向かう。

シャンボチェの丘は、この辺りからエベレストを見るのに最適の場所で、日程的に1週間程度しか休みを取れなかった人が目的地とする場所でもある。

ナムチェからは3時間程度。リッチな気分(死語か?)を味わいたい人は、この丘にある「ホテル・エベレスト・ビュー(Hotel EverestView)」に泊まるのもいいと思う。

ナムチェのゴンパから、さらに奥へ続く道が、シャンボチェへの道である(確か)。
今日はチョルテン(仏塔)を見た後で、シャンボチェへ行き、クムジュン(Khumjung)に寄ってから、ナムチェへ帰る予定だ。