登山が趣味ならエベレストでしょ

登山が趣味ならエベレストにも登ってみたいですよね。トレッキング開始からの詳細を写真と文章で紹介します。エベレストの写真が見たいだけの方も、エベレスト登山を考えている方も、是非ご覧ください。なお、山の名前等に誤りがある恐れがありますので、正確な情報はガイドブック等をご覧ください。

登山が趣味ならエベレストでしょ

シニア旅行でエベレスト!

クムジュンからナムチェへ戻り、ロッジで休む。

食事を済ませ、食堂で明日の計画を立てていると、夜遅くに昨日はいなかったアジア人の夫婦が入ってきた。どうやらトレッキングから帰ってきたばかりのようだ。

この狭い空間・少ない人数では、当然のように彼らの姿が視野に入り、会話も耳に入る。

その夫婦は5・60歳くらい。奥さんは明るくて、よく話す人で、聞こえてくる声の80%はこの奥さんのものだ。カラパタールから帰ってきて、行きに泊まったこのロッジに戻ってきたことも、ロッジの人が帰りの遅い彼らを心配していたことも、彼らの会話で分かった。

そして、当然の成り行きだが、私も彼ら二人と話した。

二人はシンガポールの華僑だそうだ。当然英語は堪能だが、二人で話すときは中国語になる。と言っても、ご主人は無口なため、奥さんの英語しか聞いていない。

行きは他にも何人か一緒だったそうだが、他の皆は高山病にかかって、途中で下山したらしい。二人は体力的に劣っていたため、ゆっくり登っていたそうだが、これが幸いして酷い高山病にはかからず、無事カラパタールまで行けたそうだ。

そして、私もカラパタールを目指していることを話すと、色々とアドバイスをくれた。

発音に自信はなかったが、感謝の意も込めて、中国語で「知道了」「謝謝」と返事をすると、どうやら通じたらしく、嬉しそうに中国語で話しかけてきた。

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よけられない!

食事を終え、ナムチェへ帰ろうとした途端、こんな場面に出会ってしまった。

この時の私の思考回路はこうです。皆さんも脳内で動画を再生してください。

「アマダブラム山きれい!」
「あ、人がぞろぞろと来た」
「すごい荷物!え!みんな女性?」
「わあ、やっぱり頭で持ってる!」
「え!皆こっちが見えてない?」
「よけよう。げ!斜面が凍ってて、足の踏み場がない!」

イメージできましたか。山道では下りの人が道を譲るのは当然ですが、地面が凍っているため、見た目以上に道幅が狭くなる場合があります。

とにかく、だれも転ばずに済んで良かった。

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クムジュン(Khumjung3780m)

クムジュンの村はエベレスト街道から外れているためか、静かな感じがした。辺りに漂うのは外国人臭よりも生活感。ちょっといい感じだ。

ここで遅めのランチ(午後3時を回っていた)を取る事にした。選んだ場所はクムジュンの北東にある2階建ての宿。ビニールかガラスかは忘れたが、天井と壁が透明で、自然な暖かさを感じる部屋だった。そこの最も日当たりが良さそうな場所で食事を取る。

味は大したことがなかったが、シェルパの人達の和やかな雰囲気が味わえた。

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自由な牛、真っすぐな松

「あ、牛。」
意外なことに、飼われていない牛をヒマラヤで見たのは、この時が初めてだったかも。

ところで、あの木って松?竹もびっくりするくらい真っすぐだけど。
そう言えば、本来松は真っすぐだと聞いたことがあるような、ないような…。

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エヴェレストのない西側の山もいい

博物館を出て、クムジュンへ向かう。

クムジュンには、ネパール国鳥「ダフェ」が野生で生息しているとガイドブックで読んで知っていたので、しばらくは足元とダフェのいそうな辺りばかりをキョロキョロ見ながら歩いていたが、視界が開けた時、ふと西側の山を眺めてみた。

エベレストのある北側の山やアマダブラムのある東側の山ばかりを見ていたが、西側の山もなかなかである。うっすらと見える月もいい。
連峰をさらに右へ進むと、ゴーキョへ至る。

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博物館(National Park Headquarter Museum)での驚き

クムジュンへ向かって歩いていると、博物館(National Park Headquarter Museum)に着いた。入場無料だったので、当然のように入る。

ヒマラヤの写真などが展示されており、テラスからはエベレストなどの展望が見られた。

しかし、ここで私を驚かせたのは、写真でも景色でもなく、「沸いて出たかのような西洋人の数」と「高い飲食物の料金」だった。きっとホテルエベレストビューの宿泊客と、彼らに合わせた料金なんだろう。

この時既に14時を回っていたが、クムジュンまでお昼ご飯を我慢することにした。

ただ、良かったのは、トイレが日本の公衆便所並(微妙!)には綺麗だったことだろうか。

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シャンボチェ−クムジュン間の斜面の道

いよいよクムジュンへ向かう。アップダウンも少なく、歩きやすい道だ。途中、斜面に沿って歩く道を写真に納めた。(因みに、中央の山がエベレスト)

高所恐怖症の人には怖いかもしれないが、人がすれ違うには十分な道幅があり、危険ではない。

このスケールが他の人にも伝わるように、わざわざ人が通るのをじっと待ってからシャッターを押した。どこにいるのかお分かりいただけるだろうか。