登山が趣味ならエベレストでしょ

登山が趣味ならエベレストにも登ってみたいですよね。トレッキング開始からの詳細を写真と文章で紹介します。エベレストの写真が見たいだけの方も、エベレスト登山を考えている方も、是非ご覧ください。なお、山の名前等に誤りがある恐れがありますので、正確な情報はガイドブック等をご覧ください。

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チュクン・リーへの準備

チュクン・リーへは軽装で行く。ただし、シャンボチェの丘のような村から近く人も多い地ではないので、それなりのトラブル対策は必要だ。

チュクン・リーの手前にもチュクンの村があるが、冬季でロッジが閉鎖されているとも限らない。そのため、注文したパンケーキ以外にも携帯食を多めに持ち、水分も当然2リットル用意する。それから、重ね着ができるような服も必要で、アイゼンや雨具も置いていくことはできない。

随分軽くなったとは言え、鞄は大きいままだ。

<ついに標高5000m越えへ。6日目はこちら

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今夜もララヌードル

「ラララ〜♪、今夜もララヌードル」

冷めた私を陽気にさせるほど美味しい訳ではないが、ヒマラヤではこのラーメンにかぎる!その名は「ラ」「ラ」「ヌードル」(意味不明)

と言うのも、ここヒマラヤの地では軽度の高山病の症状のためか、食欲が減ってくる。しかし、体力を維持するためにはカロリーが必要で、しかも水分を十分補給しなければ高山病になってしまう。

もともと食欲が旺盛な人には問題ないのだろうが、私にはこれが意外と大変だった。そこで導き出した解答がこうだ。

 カロリー + 水分 = ラーメン + チャー(甘いミルクティー)

高地では気圧が低いため、熱いラーメンは期待できないが、体力維持と水分補給のためには、仕方がない。

明日はチュクンリーへ登るため、朝早い時間にお弁当のパンケーキを準備してくれるよう注文しておいた。帰ったら、またラーメンを食べよう。

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秘境の条件

チュクン・リーへ行く人が少ないからか、ディンボチェのロッジはひっそりしている。厳冬期は、こんなものなんだろうか。

この日、私以外にいたのは、ロッジの少年とフランス人の女性のみ。ナムチェのロッジでもそうだったが、人が少ない方がほのぼのとした雰囲気になるし、ヒマラヤの豊かな時間と空間を感じることができる。

これこそ秘境だ。静けさを好む私にとっては、タンボチェで泊まったロッジよりも数倍良い。

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ローチェは物差し

ローチェに関しては、シャンボチェの丘辺りからずっと見てきたが、だんだんと大きくなるローチェを見る度に、その都度「随分と近づいた」と感じてきたものだ。

言うなれば、ローチェは歩いてきた距離の物差しでもあった。

エベレストは、カラパタールからの景色が近くて良いのだが、ローチェに関しては、明日行くチュクン・リーからが最も近い。

いよいよ大詰めって気になってきた。

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ヒマラヤ1の迫力

ヒマラヤ(サガルマータ国立公園)1の迫力を感じる場所がここである。

オーロラが空のカーテンならば、これは雪山のカーテンである。この距離でこの迫力なんだから、近くで見たら、筆舌に尽くし難いほど凄いのであろう。とてもじゃないが上から見たいとは思えない。

場所はチョーポルー(左)からバルンツェ(右)に続く稜線。

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チュクン方面の道と景色

明日向かうチュクン方面(ディンボチェから東)を眺めてみた。

ディンボチェの村を抜けると、川に沿って東へ進むことは、地図で知っていたが、こうやって上から見てみると、ブッシュや岩礫地を通るように見える。

それにしても、景色が良さそうだ。正面にイムジャツェ山、左にローツェ山、右に???(名前が判らず)がある。モンジョでチュクン・リーを薦められたが、その理由が実体験として分かり出してきた。

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ディンボチェから見たタボチェ山、チョラツェ山

これがタボチェ山(左)、チョラツェ山(右)である。


最大の目的地であるカラパタールへは、この麓(ふもと)を右の奥の方へ行く。

もう少し正面で撮るために、ディンボチェの裏の山をさらに登ってみた。その写真がこれである。

やっぱりちょっと登っただけでも迫力が違う。それにしても、この間14分だけなのに、雲の形や量がまるっきり違う。

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不自然なほど贅沢なロッジ

こうやって、改めて宿泊したロッジを見てみると、凄い場所にあることが分かる。

このロッジのすぐ裏には、チョルテン(仏塔)がある。それも、このロッジの一部であるかのような距離にだ。しかも、さらにその奥には、不自然なほど近接したチョルテンがもう1つある。

ヒマラヤのチョルテンは、村を守るような立地に建ててあることが多いが、このディンボチェの地では、私が宿泊したロッジだけが不自然なほど贅沢な仏陀の恩恵を受けているはずである。バランス的に、反対側の山に作ってあげるべきだったのではと、余計なお世話まで焼いてしまう。