登山が趣味ならエベレストでしょ

登山が趣味ならエベレストにも登ってみたいですよね。トレッキング開始からの詳細を写真と文章で紹介します。エベレストの写真が見たいだけの方も、エベレスト登山を考えている方も、是非ご覧ください。なお、山の名前等に誤りがある恐れがありますので、正確な情報はガイドブック等をご覧ください。

登山が趣味ならエベレストでしょ

ルクラからナムチェまでの地図

ルクラ村の出口で地図を確認する。大した起伏もなく、間違えそうな分岐点もない。

地図上の赤い線が登山道である。パクディンまでは10kmくらいだろうか。ガイドブックには2時間と書いてある。まだ午前中とはいえ、午後は山の天気が変わり易いので急ぎたいところだが、高山病と体調に注意しながら、ゆっくりと歩くことにした。

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エベレスト街道ですれ違うシェルパ族

「リアル二宮金次郎だ。本は持っていないけど。」
彼のいでたちを頭の中で検索したが、ヒットしたのは二宮金次郎の銅像しかなかった。あしからず。

エベレスト街道では多くの現地人とすれ違う。彼らは登山客を迷惑がることも媚びることもなく、実に穏やかな表情を見せてくれる。

シェルパ族だと思っていた彼らは、本当はもっと南のライ族かタマン族だそうだ(詳しくはコメントをご覧ください)。服装こそ昔と多少異なるとはいえ、今も変わらぬ移動・運搬方法をしているのであろう。

ここでは自分の存在にさせ違和感を感じる。100年以上昔にタイムスリップしたかのようだ。

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牛の行列と山登り

エベレスト街道では写真のような牛(正確には牛とヤクの混血)の行列を良く見かける。階段だろうが急な山道だろうが、列を乱すこともなく、もくもくと歩いているところが凄い。

細い道なんかでこの集団と対峙すると「万一この牛が足を踏み外してこっち側に倒れてきたら、この牛と心中することになるな〜。」などと心配されられる。

「教訓その1:牛とすれ違うときは山側を歩け」

ヒンドゥー教のネパールでは牛を神聖な存在として扱っているのだろうが、ここはチベット仏教だからか家畜として活躍している。

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チャーディノス(ネパール語)

エベレスト街道沿いには、ぽつぽつと家があるので、休憩には困らない。適当な一軒でちょっと休憩。

これはインドやネパールでよく飲まれているミルクティーのチャー(インドではチャーイ)。「チャーディノス(お茶ください)」は「ナマステ」の次によく使った言葉だった。

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え!ネパールに須賀健太?

ルクラを出発してから2時間経った午後の1時半。家が集まり道も綺麗なGHATに着いた。

食事をしようとレストランを選んでいたところ、二人の子供が遊んでいる賑やかそうな一軒を見つけたので、そこに入った。

写真で見ると帽子の子は須賀健太に激似。ちなみに手前は女の子である。(変な表情のときに撮ってごめんね)
自分で言うのもなんだが、僕は子供に好かれやすい。近くに寄ってきたのでネパール語の練習をさせてもらった。

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巨大なマニ石

道中では、このような巨大なマニ石に出会うこともある。意味はさっぱり分からないが、仏教の経典が書かれているらしい。


ここで重要なのが、必ず時計回り(左側)に通らなければならないこと。私は仏教徒ではないが、地元の文化や信仰を尊重するのは、訪問者として最低限のマナーだと思っている。残念ながら、そうでないトレッカーもいた。

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「大自然」と「吊り橋」と「牛○」

ルクラからナムチェまでの大部分がDudh Koshi川沿いなので、このような吊り橋を渡ることも何度かある。

高所恐怖症の人には大変なんだろな〜。僕は「風が気持ちいい〜」「景色が良い〜」「川音が心地良い〜」と楽しめるのに。ただ景色を楽しみつつも足元の牛糞に注意しなければならないのは興醒めである。

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シェルパと薪とデジカメと

休んでいると子供が寄ってくる。やっぱり子供達は好奇心旺盛だ。この時、後ろにいたお姉ちゃんは遠巻きに様子を見ていたが、デジカメの写真を見せると、駆け寄ってきた。もしかしたら彼らにはデジカメが魔法のように見えたのかもしれない。

後ろに薪が見えるように、この辺りの人は薪を燃料に生活している。この世界で広く利用されてきた薪であるが、地球温暖化に繋がると言って、使用が警告されているらしい。ネパールでは代替燃料であるバイオガスへシフトされているそうだが、こんな山奥では無理な話であろう。もっともアメリカ等が先に取り組むべき問題である。